ATCQ(A Tribe Called Quest)の
18年ぶりの新作が出た。胸が透くような新作。
大きな音で踊れても聞いててしんどい
聴き心地が良くても体が揺れないような
音楽しかないのかしらと思っていたところに
ATCQの新作。
体が動いて
音が楽しめて
ラップがよくて
音響的な試みがあって
とっかかりはどこからでもいい
そういうのが多層的に巻き上がって
行くのがいい。そういうのが
ヒップホップの好きなところだ
京都にいたころ松井三太さんが
西部講堂やZACOでやたら大きな音でかけて
「ATCQはヒップホップのBeatlesだね」
とコメントしていたのを覚えている。
ああ、まさにそうだなぁと思いかえす
28年目6枚目のアルバムだった。