お正月にごろごろ見た映画は「ギター弾きの恋」
ジャンゴ=ラインハルトを尊敬する、身勝手で言葉が足りない
女好き...というよりは寂しがりやのジャズ・ギタリスト
ほうぼうで女たちから
「あなたは感情をさらけ出したらもっといい演奏家になれるのに!」
というような言葉を浴びせかけられる。
ちがうんだよ。そう出来ないからこそ、なれないからこそ
最後の演奏はあんなにも美しい。
いいたいことをぐっとこらえて
旋律が救いにきてくれるのを待っている。
簡単に解放されないからこそ
いつしか軽妙さが心地よくなる。
やっぱそういうのがいいなぁとおもうと
ゆっくりと降り積もる心の情景を
もう少し大事に形にしていようとおもう
2017年のお正月です。
言葉にも関わっているのに
何かいわなくてどうするの!
といわれそうなご時世ですが、まぁまぁ、
なるようになるものです。
今年も宜しくお願いします。