パッションフルーツまたは時計草の三岳割り



こないだ、山路くん家に行って時計草(パッションフルーツ)の
三岳割りをごちそうになって破顔一笑の高槻さん。

時計草の三岳割はアトムと喜界島に日食を見物に行った時とか
山路くんと諏訪之瀬島のナーガさんちにお邪魔しにいった時とか
なぜか夏の男旅の思い出で夜と太陽の味がします。

実を半分に切って器にして、中身の果実と混ぜながら吞むのがよくて
口当たりが良いので、時計草がたくさんあると酔っぱらいすぎて
大変な事になります。

アトムと喜界島のスギラビーチに並ぶモンペの木の下で
スーパーで何十個も買ってきて吞んだ時は、明け方気がつくと
いつの間にかアトムがいなくなっていた。

諏訪之瀬島に行った時はナーガさんが育てている時計草畑から
ナーガさんがもいできてくれて。窓の外に広がる濃い闇の内側で
ハービー・マン(ナーガさんの好きなフルート奏者)のレコードを
聞きながら飲むお酒がとても美味しかった。

そして渋谷の真ん中、フライングブックスの屋上で
時計草を育ててしまう山路くんは相当の緑の魔術師だと
おもうのですが、そういうところが表に出ない所が彼の奇妙で良い所。

お酒は弱くなったけれど、これからも
良いお酒を面白い人と吞めるといいなあ
次はどの地で時計草のお酒をのむのかな。

(あ、今回は山路くんのレーベルからリリースを控えた
コデューサーくんとレーベルの母totoさんも一緒でした。
Fly'n'Spinレーベル、リリースおめでとう!)